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業務スーパーで買える【アルコール66】66%の効果は?注意点・詰め替え容器・使い心地レビュー

新型コロナの影響でアルコール消毒グッズが品薄でしたが、ようやくドラッグストアなどに売られるようになってきた今日この頃。

 

業務スーパーで酒造メーカーから出している【アルコール66】を発見!

さっそく買ってみたので、効果や使い方、使い心地を紹介します。

 

目次

業スーで買える【アルコール66】の概要

新型コロナウィルスを機に、消毒用アルコールが品薄に…。

その品薄を受け、厚生労働省は「実質飲めるお酒であっても、度数の高いものなら消毒液の代用品として使える」としました。

それにより酒造メーカーが製造に乗り出しました。

 

このアルコールも山梨でワインを作っている南アルプスワインアンドビバレッジ(株)という酒造メーカーが作っています。

これら酒造メーカーが出しているものは分類としてはお酒になります。
法律で20歳未満の購入は出来ないので注意してください。

業スーで買える【アルコール66】66%でも効果はあるの?もっと強い方がいい?

除菌アルコール製剤で最も効果があるエタノール濃度は70~83vol%と言われています。

えっ!じゃあ66%じゃ効果ないの?!

そんなことないです!

 

アルコール類の殺菌・消毒力はその炭素の数が多くなるほど強くなるとされていますが, 炭素の数が多くなると水に対する溶解性が減少し, 逆に殺菌・消毒力は低下してしまいます。またアルコールの消毒には水分の影響が特に大きく, 100%のエタノールにはほとんど殺菌・消毒力がありません。70%エタノールがもっとも強い殺菌・消毒力をもつと言われてきましたが, 現在では60~95%の濃度範囲であればその殺菌・消毒力にはほとんど差がないと言われています。

出典:臨床微生物迅速診断研究会 消毒用アルコールの濃度について – 琉球大学教授の山根誠久による解説

厚生労働省も米国疾病管理予防センター(CDC)が60vol%以上のエタノールの使用を推奨していることを踏まえ、国内でもより低濃度の製品を使えるようにしたようです。

またWHOも適切なエタノール濃度のガイドラインを60~80vol%としています。

 

「アルコール濃度が高ければいい」と言うわけではないんです!

アルコール濃度が高すぎても揮発性が増すので、効果が持続しない。

濃度が高ければいいということではないようです。

もし80~90vol%など高濃度ものを使う時は、希釈しましょう。

 

厚生労働省も60vol%以上のエタノール濃度に対してOKを出しています。

と言うことは、66%の業務スーパーで売っていた酒造メーカー産のアルコールも効果があると言えます。

 

vol%とは「体積で考えたときの濃度」のこと。vol は volume(体積)のことを表します。vol%は「ボリュームパーセント」と読みます。

ボリュームパーセントは、溶質(溶かしている物質)のリットル ÷全体のリットルで計算できます。


【アルコール66】どうやって使えばいいの?注意点は?

購入した【アルコール66】ですが、瓶のままでは使えませんよね。

小分けにスプレーボトルに入れて使いたいわけですが、いくつか注意点があるので紹介します。

  • 入れ物に注意!絶対耐エタノールのものを使う
  • 絶対に換気し、火の確認をする
  • 詰め替え終えたら、しっかりラベリングをする

 

詰め替えは【入れ物】に注意!具体的に使える材質って?

除菌アルコール製剤に含まれるエタノール。

材質によっては溶かしてしまう性質があります!

 

入れ替えをする際は必ず耐アルコール(エタノール)容器を使いましょう

 

 対応可能な材質
  • ポリエチレン(PE)
  • ポリプロピレン(PP)
  • ポリ塩化ビニル(PVC)
対応不可な材質
  • ポリエチレンテレフタレート(PET)
  • ポリスチレン(PS)
  • アクリル樹脂(PMMA)
  • サン樹脂(AS)
  • AB樹脂(ABS)

 

容器と蓋とで材質が異なるのものもあるので、注意しましょう

 

そして対応可能容器でも「高濃度アルコールNG」の場合があります。

アルコール濃度は80vol%以下にしましょう。

 

業スーアルコールは66%なのでOKですね♪

引火の恐れあり!火の元の確認と換気は絶対にしよう

詰め替え時に可燃性蒸気が発生する恐れがあります。

それは引火性が強く、使い方次第では体に悪影響を及ぼします。

 

必ず適切な換気し、火の元の確認をしてから詰め替えましょう

 

詰め替え終わったらラベリングを忘れないこと!

上記のように引火の恐れもあります。

 

本人がそのボトルをアルコール除菌と認識していても、他の人、家族や子供が認識していなければ重大な事故につながる可能性も。

 

詰め替え後は必ずラベリングを徹底しましょう!

 

業スーで買った【アルコール66】の使い心地は?使ってみた正直な感想

実際使ってみてた正直な感想をお伝えします!

業スーで購入した、こちらの【アルコール66】。

 

実際手に付けてみると、若干ベタベタ感ありといったところ。

匂いはアルコール臭はもちろんしますが、香料が入っているからかマイルドな印象。

業務スーパーで1,280円で購入できました。

 

ネットでも購入可能。

[amazon asin=”B0876G6LXQ” kw=”アルコール66”]

 

若干のベタベタ感が少々気になり…。

アルコール濃度が低めなのが原因かと思い検証。

 

試しにコロナ前に買っていた業務スーパーの除菌アルコール78を手に使ってみたところ、やはりさっぱり感が違いました!

 

お気に入りの超さっぱりな除菌ハンドジェルは83vol%と濃度高め!

さっぱり感重視の場合、アルコール濃度は75%以上は欲しいかも…。

 

ただし、アルコール濃度が高いと手荒れの原因にもなるので、注意が必要です。

 

自分がどの程度のアルコール濃度が好きか…。

これからまだ続くであろうコロナによる「除菌生活」。

手の調子や感触をみつつ、自分に合ったものを探していく必要性も感じました。

 

 

 

いかがでしたか?

業務スーパーで買った【アルコール66】のレビューでした。

 

現在は66%でも厚生労働省も認めている濃度。

まだ続くコロナ対策としては全然ありな商品だと思いました。

 

私はちょっとべたつきが気になったので、ドアノブなどの除菌に使っていこうと思います♪


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