犬を飼うと子供は変わるの?
子供に良い変化はあるの?
親としては、子犬のお迎えを考える際「命の大切さを学んでほしい」とか「子供たちに良い影響があれば…」と考えてしまうもの。
私もそうでした。
そして実際子犬を迎えて約3ヵ月。
小学3年生の長女に「何か良い変化はあったのか」をお伝えしたいと思います。
起きる時間・寝る時間のリズムが犬を飼ったのをキッカケに整った。
わが家の小3娘、今までは夜10時近くまでリビングでテレビを見たりタブレットをいじったりしていました。
しかし、子犬を迎えてからは夜9時には2階に上がるように変化。
わが家はリビングにケージを置いているため、子犬が寝る時間に合わせて消灯するようにしました。
すると「ネロが寝てるから電気消すよー」と声をかけると、今まで全く反応しなかった娘がすんなりと寝に行くように!
土曜日曜の学校がない日も、子犬のエサ時間の朝8時には絶対には起床。
家族全員に「早く起きる理由」「夜9時には寝に行く理由」が出来たということ。
子供だけでなく、親も1日を通して【ダラダラ過ごす時間】が減りました。
察する力がついた!自分から「何か手伝う?」と声をかけてくれるようになった
正直、子犬を迎えた最初の2か月はとても大変でした。
「言うことの聞けない年ごろの2歳次女」と「やんちゃすぎる子犬」との日々に私のイライラが止まらず…。
毎日怒ったり、ひどい時には泣いたりと情緒不安定でした。
そんな私の姿を見たことがなかった長女はさすがに何か感じたようで…。
今まで手伝いを名乗り出たことがほとんどなかった長女が自分から「何か手伝うことある?」と声をかけてくれるようになりました。
今まで自分がやりたいタイミングでしか手伝いをしてこなかった娘が、周りの状況を察して手伝いをしてくれるようになったのは大きな変化でした。
小学生でも犬苦手克服!好きだけど怖かった犬が好きになれた
「犬が苦手」と1度感じてしまうと、なかなか克服できないもの。
小学生にもなると「何となく苦手」と思っていたものが「本当の苦手」になる頃。
長女もそうでした。
犬は嫌いじゃない。可愛いとは思うけど… 近づかれると怖い!
犬に対して小さい頃から苦手意識がありました。
そんな長女も3ヵ月一緒に過ごすことで、変わりました。
最初はやはり怖くて子犬が来れないキッチンに逃げ込んでいました。
でもだんだんと一緒に遊べるようになり、今では一緒に寝そべったり膝の上で撫でたりできるように。
わが家の犬以外でも撫でたりできるようになり、飼う前には想像も出来なかった姿を見せてくれています。
きっと飼っていなかったらずっと「犬が苦手」のままだったでしょう。
親の思う「命の大切さを学んでほしい」はもっと先のこと。今は一緒に楽しい時を過ごしてほしい
よく言う「命の大切さを学んでほしい」が子供にわかるのはまだまだ先。
飼い始めからそれを押し付けるのは、子供にとっては現実味がない。
だって今は元気に飛び跳ねてるんですから。
一緒に時を過ごしていつか自分より先に天国へ行く。
10年以上にわたる長い勉強になります。
今はただ楽しい時間をたくさん積み重ねて欲しい。
それだけが親の私が感じる望みです。
いかがでしたか?
子犬を迎えて3ヵ月で感じた小学生娘の良い変化でした。
子犬を迎えて悪い方へ変化する子供はほとんどいないだろうと、実際飼ってみて感じます。
特に長女は犬が苦手だったので、私は飼うことをかなり躊躇しました。
でも本人が「飼いたい」と言った為、悩んだ末彼女の変化に期待も込めて飼い始めました。
今まで書いたような良い変化もあり、今では「やんちゃな弟が出来た」と言った感覚で上手に付き合っています。
そしてこれからたくさんの思い出を作って、一緒に成長してくれることを私も楽しみたいと思います。
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