一人暮らしの加湿器選びをしていく中で、以下のようなことにお困りではないですか?
- どんな基準で加湿器を選んだらいいのかわからない
- 加湿方法の違いによる、メリット・デメリットは?
- お手入れが楽な加湿器が知りたい!
結論から言うと、一人暮らしの加湿器選びに大事なのは5つのポイント!
- 加湿方法
- 部屋の大きさに合った加湿量
- 給水のしやすさ
- お手入れのしやすさ
- 省エネ性能
これを意識して加湿器を選べばOKです。
お手入れを怠ると菌が繁殖した空気が部屋に充満することになるので、忙しい方の一人暮らしの場合は特に注意が必要ですよ!
加湿方法による違いや、お手入れのしやすい加湿器のおすすめについて、本文で深掘りしてご紹介します!
一人暮らしの加湿器の選びのポイントは4つ
一人暮らしの加湿器選びで大切なポイントは5つです。
- 加湿方法
- 部屋の大きさに合った加湿量
- 給水のしやすさ
- お手入れのしやすさ
- 省エネ性能
加湿方法には4つの方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
また、部屋の大きさに合ったものを選ぶ理由や、お手入れのしやすさの大切さなど。
加湿器選びには欠かせないポイントとなりますので、それぞれ詳しくお伝えします!
加湿方式
加湿器の加湿方法には4つの方法があります。
- 超音波式
- スチーム式
- 気化式
- ハイブリット式
それぞれのメリットデメリットを表で表すと以下のようになります。
加湿方式 | 加湿能力 | 静音性 | 省エネ | 衛生面 | 手入れの手間 |
---|---|---|---|---|---|
超音波式 | |||||
スチーム式 | |||||
気化式 | |||||
ハイブリット式 |
製品によってはデメリットを改良したものもありますが、一般的にはこのように得意な不得意があるとされています。
以下にそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
自分に合った加湿方式を見つけましょう♪
超音波式
メリット | デメリット |
---|---|
省エネ 静音性 コンパクトなデザイン 本体価格が安い | 加湿範囲が狭い 周囲が濡れる可能性 | こまめな掃除が必要
静音性に優れ、省エネ性も高いです!
しかし、こまめな掃除をしないと雑菌などを空気中に広げるリスクがあるので注意が必要です。
スチーム式
メリット | デメリット |
---|---|
加湿能力が高い 部屋の温度が上がる | 衛生的消費電力が高い 本体が熱く安全性に不安 運転音が大きい |
加熱することで、雑菌が繁殖しにくく衛生的!
短時間で加湿し、部屋の温度も高めてくれる効果も期待できます。
しかし、消費電力は他の加湿方法に比べ高い傾向があり、火傷にも注意が必要です。
気化式
メリット | デメリット |
---|---|
消費電力が少ない 安全性が高い | 加湿性が低い こまめな手入れが必要 ファンの音が大きい |
気化式のメリットは、省エネ性が高いことです。
しかし、フィルター交換が必要な場合はランニングコストがかかることを考慮する必要があります。
ハイブリット式
メリット | デメリット |
---|---|
省エネ 安全性が高い 機能が多い | 高い加湿性構造次第で手入れが難しい | 本体価格が高い傾向
ハイブリット式は「スチーム式+気化式」または「超音波式+気化式」。
2つの良いとこどりをしたような製品となっています。
そのため機能性と使い勝手のバランスが取れているのが特徴ですが、本体価格が高い傾向があります。
部屋にあった加湿量
お好みの加湿方式が決まったら、自身の部屋の大きさに合った加湿器を絞り込んでいきましょう!
適応畳数よりも小さい部屋で使用した場合には以下のようなリスクがあります。
(例:8畳の部屋に部屋に12畳用の加湿器を使った場合など)
- 過剰加湿によりカビやダニの発生が促進される
- 結露の発生
- 壁・家具・床が湿気で痛む原因
また、逆に適応畳数よりも大きな部屋で使用した場合は、加湿が不十分になり加湿器の効果を感じられないでしょう。
これらのことから、使う部屋の畳数に合わせた加湿器を選ぶ必要があります!
『お好みの加湿方法+使用する部屋の畳数』で、絞り込みをしていくと失敗なく加湿器を選ぶことができますよ♪
給水のしやすさ
『加湿方法+使用する部屋の畳数』以外にも注目すべきポイントは、給水のしやすさです。
給水方法は主に3種類
- 本体に直接吸水するタイプ
- 取り外しできるタンクに吸水するタイプ
- 上部から本体に給水ができ、タンクも取り外せるタイプ
私の経験では、圧倒的に上部から給水できるものが楽と感じました!
加湿器は給水を怠ってしまうと結局、乾燥した部屋になってしまいます。
そのため、給水の手軽さは見逃せないポイントとなりますので、気に入った加湿器がどのような吸水方法なのかのチェックもお忘れなく。
お手入れ方法
お手入れ方法が複雑な加湿器は使ううちに、掃除が面倒になってしまう傾向があります。
手入れを怠ってしまうと性能の低下だけでなく、タンク内に菌が増殖!
- アレルギー
- 呼吸器疾患のリスク
- レジオネラ症のリスク なと
さまざまな害が起こり得ます!
特に一人暮らしの方の場合、忙しい人も多く加湿器のお手入れに時間を使っている余裕がないと言う方も多いと思われます。
そんな方の場合は、なるべくお手入れが楽な加湿器を選びましょう!
省エネ性能
やはり電気代も気になりますよね!
省エネな加湿方法は一般的に、以下のような順になります。
- 気化式
- 超音波式
- ハイブリット式
- スチーム式
電気代が気になる場合は、気化式や超音波式がおすすめですよ。
しかし加湿器の場合、電気代だけでなくフィルター交換が必要な機種などがあります。
電気代だけでなく、消耗品などのランニングコストも加湿器を選ぶときに注目したいポイントと言えますね。
本体価格が高くても、ランニングコストが抑えられるものもあります。
自身のライフスタイルや、どの程度の期間使いたいのかなど。
希望に合った加湿器を見つけていきましょう。
お手入れ簡単!一人暮らしにおすすめなおしゃれな加湿器
今回はお手入れが簡単な、超音波式・スチーム式・ハイブリット式の加湿器をお伝えします。
一人暮らしの平均的な部屋の大きさとされる6〜8畳用の加湿器を厳選しました!
ぜひ加湿器選びの参考にしてみてください♪
超音波式のおすすめ
超音波式の加湿器のおすすめはモダンデコが販売している、アロマも使える加湿器。
水が切れたときには自動停止してくれる機能もついているので安心ですね。
- ミスト吹き出し口
- タンク
- アロマボックス
本体以外は、取り外しも簡単で丸洗い可能!
カラー展開も7色と豊富!
木目調のデザインもあり、インテリアに合わせやすいですよ。
LEDライト搭載でオシャレな部屋作りにも一役買ってくれるのではないでしょうか♪
商品名 | モダンデコ 加湿器 アロマ |
加湿方式 | 超音波式 |
対応面積 | 木造和室 約5畳 木造洋室 約8畳 |
容量 | 3.0L |
最大稼働時間 | 30時間(弱モード) |
給水方法 | タンク取り外し |
サイズ(約/cm) | 幅17.8×奥行き17×高さ31.2cm |
重さ(約) | 1.9kg |
コードの長さ(約) | 1.2m |
消費電力 | 強…22W 中…18W 弱…14W |
値段もお手頃!
「まずは試してみたい」という方にもおすすめですよ♪
▼LEDライトとアロマで、インテリア重視の方にもピッタリ
スチーム式のおすすめ
スチーム式でおすすめなのが、象印から出ている加湿器です。
フィルター交換のないポット式で、お手入れの簡単さ・ランニングコストがかからない点も嬉しいところ。
- 使用後はポットの水をすてるだけ
定期的なお手入れは溶かしたクエン酸を「クエン酸洗浄モード」で運転するだけでOK!
スチーム式の弱点である「安全性」にも配慮した作りとなっていますよ♪
商品名 | 象印 EE-DE35-HA |
加湿方式 | スチーム式 |
対応面積 | 木造6畳まで プレハブ洋室10畳まで |
容量 | 3.0L |
最大稼働時間 | 約32時間(弱モード) |
給水方法 | 本体給水 上部からの給水も可能 |
サイズ(約/cm) | 幅24.0×奥27.5×高さ32.5 |
重さ(約) | 2.7kg |
コードの長さ(約) | 1.2m |
消費電力 | 湯沸かし時…985W 加湿時…305W |
電気代は他の加湿方法よりもかかりますが、お手入れの楽さや空気の綺麗さはピカイチです!
▼沸騰させた清潔な蒸気!衛生面が気になる方にはピッタリ
ハイブリット式のおすすめ
一人暮らしの加湿器でハイブリット式なら、こちらがおすすめです。
上部給水以外にもさまざまな機能があるので、ハイブリット式の良さが詰め込まれていますよ。
また現在の加湿度が一目でわかるのも、効果が実感できて助かりますね。
商品名 | モダンデコ 4.5L UV除菌ハイブリッド式上部給水型加湿器 |
加湿方式 | ハイブリット式 |
対応面積 | 木造和室:5畳 プレハブ洋室:8畳 鉄筋コンクリート:8畳 |
容量 | 4.5L |
最大稼働時間 | 約40時間(ヒーターOFF・弱モード) |
給水方法 | 上部給水 タンク取り外し可 |
サイズ(約/cm) | 幅26.7×奥17.7×高さ33.3 |
重さ(約) | 2.6kg |
コードの長さ(約) | 1.2m |
消費電力 | 約13W |
清潔をキープしやすく、UV殺菌機能でタンク内を殺菌し衛生的な加湿をしてくれるのも推せるポイントです!
▼コスパと機能のバランスを重視ならハイブリットがおすすめ
まとめ:一人暮らしの加湿器の選び方とおすすめ
この記事では、一人暮らしの加湿器選び方や、お手入れ簡単なおすすめ加湿器をご紹介しました。
加湿器を選ぶポイントは5つ!
- 加湿方法
- 部屋の大きさに合った加湿量
- 給水のしやすさ
- お手入れのしやすさ
- 省エネ性能
加湿方法のそれぞれのメリット・デメリットについても詳しくご紹介しました。
湿度の低下は、肌の乾燥や鼻やのどの不快感・免疫力の低下など、体にさまざまな悪影響を与えます。
快適な室内湿度である40~60%をキープできるように、加湿器を用意しましょう♪