2024年9月6日に放送された『ガラッとチェンジマン』で紹介された錯覚ダイエットをご紹介します。
この企画ではついつい食べすぎちゃう10歳の男の子をターゲットに、ダイエットをしていました。
しかし、これは子供だけではなく大人に十分通用するダイエット方法。
さらに量を減らしつつ、満腹感を感じやすいというメリットもありました!
- 錯覚ダイエットとは?心理学をうまく活用
- 錯覚ダイエットのやり方は?
- 錯覚ダイエットの効果は?
この記事ではこれらの内容をお伝えします。
錯覚ダイエットとは?
しっかり食べて満足感を得つつも、トータルエネルギーを減らすダイエット方法。
目の錯覚や満腹中枢を刺激することで、食事量を減らす
今回の『ガラッとチェンジマン』では、東京慈恵会医科大学附属病院の管理栄養士・赤石定典さんが登場。
🆙ONE UP TOPICS🆙#ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) August 15, 2024
食材をムダなくおいしく!
「栄養がとれる食べ方のコツ」に注目🥢
夏バテしないための栄要素
ポイ捨てしがちな部位の活用法など…🫑#東京慈恵会医科大学附属病院 #赤石定典 先生にお話を伺いました🎙️
ありがとうございました😋
赤石さんは食事についての本を出版している、プロフェッショナルです!
錯覚ダイエットが、どのようなやり方なのかチェックしていきましょう!
錯覚ダイエットのやり方①:目の錯覚を利用する
今回の錯覚ダイエットでは、目の錯覚を利用する方法が2つ紹介されていました。
- デルブーフ錯視
- ヘルムホルツ錯視
それぞれどのようなやり方なのか、実践方法を見ていきましょう!
デルブーフ錯視を活用した方法
デルブーフ錯視とは…
デルブーフ錯視は、幾何学的錯視の一つであり、内円の 周囲を大きな外円で囲むと内円が小さく見え、内円の周囲 を小さな外円で囲むと内円が大きく見える。 内円が小さく見 える現象を「デルブーフ錯視・内円の過小視」といい、内円 が大きく見える現象を「デルブーフ錯視・内円の過大視」と いう。
IEICE
この錯覚を食事に応用する方法は、皿をいつもより少し小さめにするというもの。
盛り付けの際、皿の余白を少なくすることで、ボリュームがあるように見えるのです!
『人は余白があると「まだ食べれる」と思ってしまい、満足感が得られにくい』と赤石さんは話していました。
ご飯も茶碗に盛り付けるより、平皿に盛り付けると錯覚で満足感が得られやすそうです!
ご飯が洋食の時は「レストラン風」に平皿にご飯を盛り付けると、良いかもしれませんね♪
自宅で運動を取り入れるなら…
ヘルムホルツ錯視を応用
ヘルムホルツ錯視とは?
縦縞が横縞よりも横幅が長く知覚される錯視をヘルムホルツ錯視と呼ぶ。
J-Stage
この錯覚を食事に応用する方法は、あらかじめ食事をカットして、隙間を作るように盛り付けます。
そうすることで、ボリュームが増えて感じ満足感が得られやすいとのことでした!
この2つの錯覚を利用した方法は、簡単始められて再現性もとても高い!ぜひ今日の食事から取り入れたいですね♪
錯覚ダイエットのやり方その②:満腹中枢を満たす!
今回紹介された『錯覚ダイエット』では視覚だけでなく、満腹中枢を錯覚させる方法も利用していました。
- 噛む回数を増やす食事
- 箸やスプーンを変える
それぞれの方法を見ていきましょう!
噛む回数が増える食材を選ぶ
食事をゆっくりと食べると、満腹中枢が刺激されやすく、食べすぎを抑えることができます。 また、咀嚼によって咀嚼筋が刺激されると視床下部からヒスタミンの分泌が促進されますが、この働きによっても満腹中枢が刺激されます。
一般社団法人 日本健康倶楽部
上記のように満腹中枢を刺激することで、人は満腹感を得ることができます。
しかしそこにはタイムラグがあり、食事開始から15〜20分後経ってから出ないと、満腹感を得られないそうです。
そこでTVでは、食前にビーフジャーキーを食べていました。
そうすることで食事前から咀嚼を開始し、食事の時には満腹中枢が刺激された状態になります。
これによりで、過食を防ぐことができるそうです!
また、VTRではいつもはマグロやサーモンがメインだった海鮮丼に、イカやタコを加えていました。
咀嚼回数が増えるような材料を積極的に使うことで、咀嚼回数と食事時間増え、より満腹感にアプローチすることができていまいた。
咀嚼回数が増える食材や工夫
- 弾力のあるもの:イカ・タコ・こんにゃく など
- 食物繊維の多い食材:タケノコ・ごぼう・きのこ・海藻 など
- 食材を大きく切る
- 生野菜を取り入れる
これらを上手に利用すれば、食べ過ぎを防ぐことができそうですね!
普段のカトラリーを変える
- 普段の箸を細くする
- スプーンやフォークを小さいものや重いものにする
これらも食べる時間を稼ぐことができるため、満腹中枢を刺激しやすく、ダイエットに効果的と紹介されていました。
100均にも箸やスプーンはありますので、安価に取り入れやすいのも嬉しいですね!
錯覚ダイエットの効果は1ヶ月で-3kg達成!
今回の『ガラッとチェンジマン』では10歳の男の子がこの錯覚ダイエットに挑戦!
開始前は1ヶ月の夕飯のカロリーが約33,470kcalでしたが…
お母さん日々、錯覚ダイエットメニューを作り、こっそりと食事の量を減らしていきました。
すると1ヶ月の夕飯のカロリーを約19,680kcalに減らすことに成功!
摂取カロリーが10,000kcal以上減りました。
その結果、この10歳の男の子は1ヶ月で-3kg減量を達成!
驚くべきことに、ご飯が減っていたことには待ったく気づいていませんでした。
そのため、この錯覚ダイエットは食べる量が減っても、満腹感と満足感があり辛くないダイエットと言えるのではないでしょうか!
まとめ
この記事では2024年9月6日『ガラッとチェンジマン』で紹介された錯覚ダイエットについてご紹介しました。
目の錯覚や満腹中枢の刺激をうまく利用!
簡単に取り入れられるメソッドなので、取り組みやすいのがいいですね!
どうしても食べすぎてしまう…といった悩みがある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。