エンジェルサウンズの危険性は？胎児に影響はない？安全な使い方を調査

2023年5月2日2023年10月9日

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エンジェルサウンズはお腹の赤ちゃんに影響はないの？

お腹の赤ちゃんの心音が家庭で手軽に聞ける、エンジェルサウンズ。

次の検診までの不安解消や、一緒に診察に行けないパパや家族のために活用したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

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とはいえ、お腹の赤ちゃんへの影響が気になる方が多いのではないでしょうか？

そこでこの記事では、超音波心音計エンジェルサウンズがお腹の赤ちゃんに対して危険性がないのかを調べてみました。

また、安全に使う方法もご紹介いたします♪

ぜひ購入を検討する際の参考にしてください。

エンジェルサウンズはお腹の赤ちゃんに危険性はないの？

まずエンジェルサウンズのHPのQ＆Aには、安全性について以下のように書かれています。

「エンジェルサウンズ®︎」は医療機器認証の取得により、品質・有効性および安全性が確保されております。

一般の超音波検査が胎児に与える影響はないとされていますが、超音波の特性を考慮し1回のご使用は１～２分以内にとどめて、間隔をおいてから使用してください。また、１ヵ所に集中して当てず位置をずらしながらのご使用を推奨しております。
チャイナビ公式HP

一般的にも、超音波が胎児や母体に影響を及ぼすことはないとされています。

他の医療関係のHPで産科で行われる超音波診察について、以下のような説明を見つけることができました。

超音波は音波ですからレントゲンのＸ線などとは異なり、医学的な使用の範囲内では生体への影響を心配する必要はありません。

産科の領域では周波数 2.5MHz から 7.5MHz くらいまでの周波数の超音波が利用されています。
独立行政法人　国立病院機構

産科で用いられる心音計の周波数は2.5MHz〜7.5MHzとなっているようですね。

エンジェルサウンズは、3.0MHz±15%以内となっているので、産科と同程度となっています。

このことから「エンジェルサウンズだから特別危険！」ということはないと推測されます！

とはいえ、何事も「100％何も影響がない」「絶対安全」と言い切れないのが事実ですよね。

そのため説明書やHPには、上記のような説明がされていると考えられます。

超音波は本当に無害？！考慮すべき点はないのか調査

でも超音波は危険って言っているのをみたことがあるんだけど・・・

心音計に限らず、さまざまな超音波における人体への影響を調べてみました。

しかしこちらも一般的に医療機器で取り扱われる超音波機器は、身体には悪影響はないとのことでした。

超音波検査は、身体に無害です。

痛みもなく、身体への負担も少ないため、繰り返し検査を行うことができます。
日本赤十字社　和歌山センター

多くの医療機関が上記と同じように、基本無害と書いていました。

しかし、少し考えさせられる報告も発見！

マウス胎仔の脳皮質形成期に超音波を30～420分照射すると，脳細胞が脳皮質下層部で増殖分化して脳皮質上層部へ移動するときに，皮質下層部に留まる割合が，わずかではあるが統計的に有意に増加したと述べられています．

＜中略＞

しかし,今回の実験条件では超音波照射部位を固定し，かつ長時間照射し続けており，通常の超音波検査を大きく超える照射条件であること，また，人とマウスでは脳の大きさや発達速度が著しく異なることから，本論文でも述べられているように，今回の報告は人胎児診断の安全性について直接言及，評価しているものではありません．
超音波がマウス脳神経細胞に与える影響について

マウスと人間では体の大きさも異なりますし、超音波をこれほど長時間当てるようなことはしないのであまり参考にならないかも・・・

と思いつつも、ママにとってはかなり気になる報告なのではないでしょうか。

基本的には問題がないものの、やはり長時間の利用はエンジェルサウンズの説明書通り考慮すべき点と言えますね。