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直母が出来なかった次女との辛かった入院生活。そこで気付いた個性に寄り添う【臨機応変】の大切さ

次女は母乳をうまく飲むことが出来ませんでした。

【母乳育児】を推奨する産院で、直母が出来ない次女。

母乳は出るけれど体重は減少。

「母乳推奨の産院」と「母乳飲めない赤ちゃん」の狭間で辛い入院生活を送りました。

今回はそのことについての経験談。

そして赤ちゃんの個性に寄り添う【臨機応変さ】の大切さをお伝えします。その時に気付いた子育てにおいてえしたいと思います。

目次

母乳が飲めない次女との入院生活

辛かった次女との産後の入院生活。

退院までの流れや悩みを綴ります。

眠り姫次女、よく寝る子。いや、寝すぎる子

2017年生まれの次女。

予定日超過9日で生まれてきました。

入院中は本当によく寝る子で、ずっと寝てる。

少し起きても、またすぐに寝てしまう。

オムツ替えの時もずっと寝たまま。

看護師さんに「赤ちゃん起こして連れてきてください」と言われて起こそうとしても、全然起きない!

それが次女でした。

全然おしっこが出ていない

産まれてから2日、おしっこがあまり出ていないことに気づく。

長女の時は結構オムツ交換をしていた記憶があるのに、次女は全然オムツが汚れない。

そう、これがすでにおっぱいが飲めていないサインだった…。

母乳測定で判明!直母で全くおっぱいが飲めていなかった

おっぱいを飲む前と飲んだ後で体重を測定。

そうすることで何グラム母乳が飲めているか確認できます。

私の母乳の出具合は毎朝の問診の時にチェックされて、毎回良好と言われていました。

おしっこが出ていないと気づいたその日、初めての母乳検診へ。

長女の時は褒められるくらいよく飲めていたので、次女はどんなもんかな~なんて思っていたら…

そこで判明!

増えた体重0グラム!!!

全く飲めていない!

ここ2日くらい全く何も栄養が取れていなかったってこと。

衝撃に頭がクラクラしました。

娘の体重は確かに減っていて…。

でも「生理的体重減少」と言うものもあり、体重減少の原因が母乳が飲めていないことだと気づけませんでした。

おっぱいを飲んでいる途中で毎回寝てしまう娘

そこからはなんとかおっぱいを飲ませようと看護婦さんや助産師さんと奮闘!

しかし変わらず飲めない次女。

私が出産した産婦人科は母乳推奨だったので、なるべくミルクは使わない方針。

どうしても飲めない娘。

飲んでいる途中で力尽きて寝てしまう。

産まれてから授乳の度に寝落ちしていた次女。

「頑張っても肝心のおっぱいが飲めず、途中で力尽きていたからなのか…」と思うと涙が出ました。

お腹いっぱいで寝ていたんじゃなかったんだ。

産まれてから本当によく寝る子だなぁ…とは思っていたけれど、原因はコレだった。

結局搾乳して哺乳瓶であげることに

頑張っても飲めない娘。

母乳の出は良かったので、搾乳して哺乳瓶を使ってあげることに。

するとグビグビ飲み始めた!!

ビックリするスピードで飲み干し、その後ちゃんとおしっこも出ました。

しかし参院では粉ミルクは使えず…。

搾乳機も「貸してください」と言えば借りられたのかもしれないけど、雰囲気的に聞けず。

毎回哺乳瓶に手で直接絞りました。

何度ここで泣いたことか…。

出生体重から‐283gで退院

パパの海外出張が間近にあり、経産婦だったので最短の生後4日で退院。

産まれたときの次女の体重は3,238gでしたが、退院時は2,955gでした。

退院まで何度か母乳検診もしましたが、直接母乳で飲めたのは最高で6gでした。

ほとんど飲めていない。

それでも1g飲めた時はめっちゃ嬉しかったのを覚えています。

退院後、体重増加の再検査

体重増加に難ありだったため、生後6日目にもう一度産院を訪れ体重測定。

自宅で搾乳→哺乳瓶で頑張り、体重は3,058グラム。

生後12日目で一度減った体重が、ほぼ出生体重まで戻すことができました。

精神的に辛かった入院生活。母乳推奨が私を苦しめた

母乳推奨の産院だったこともあり「なんとか直母であげたい!」という産院側の熱が私を追い詰めました。

私自身は赤ちゃんが元気に育てば、ミルクだろうが母乳だろうがどっちでも良いという考え。

確かに直接飲めるに越したことはないのかもしれないけれど…。

まず哺乳瓶をもらいに行く時点でハードルが高い!

いちいちナースステーションにお伺いを立てにいくシステム。

これが本当に嫌だった。

「そんなに哺乳瓶はダメなのか?!」と。

確かに哺乳瓶を使ったら消毒とかあって手間をかけるけれど…。

「いやいや、別にその作業が面倒だから母乳推奨してるわけじゃない」

それはわかってるけれど…。

もうちょっと多方面に手を差し伸べて欲しかった。

親切心で何度も直母の練習。それすら辛い!

次女本人も途中で力尽きて寝てしまう直母の練習…。

これって次女にとってもストレスなのでは?!

「もういい!とりあえず哺乳瓶であげようぜ?」って思わず言ってしまいそうなくらい。

こちらの心はボロボロ。

産後でナーバスになっていたこともあり、とにかく入院中はかなりキツかった。

順調に過ごした長女の時でさえ「早く退院したい」と思った私。

次女の時は本当に逃げだしたいくらいでした。

おっぱいが飲めるのは当たり前じゃなかった!上手に飲めない子もいる!

赤ちゃんって本能的におっぱいを上手に飲めるものだと思っていました。

長女の時は上手に飲めていたので、まさかこんな初歩的なところでつまずくとは思ってもいませんでした。

自分の母乳はよく出ているのに、うまく飲めない娘…。

次女を見ながら「なんでうまくいかないんだろう」と何度も泣きました。

おっぱいが上手に飲めるのも個性だし、飲めないのも個性。

子育てに「当たり前」なんてないと学びました。

マニュアル通りになんていかない!子育てに大事なことは【臨機応変さ】だ!

自分の母乳がたくさん出ても、赤ちゃんが上手に飲めない場合もある。

赤ちゃんが上手に飲めるのに、母乳があまり出ない場合もある。

色んなケースがあります。

自分が想像していた育児スタイルがいきなり崩れることが、子育てにはたくさんあるんです!

私も出産前は上の子と同様に次女も『直接母乳+完母』で行けると思い込んでいましたが…。

退院後、その足で粉ミルク、哺乳瓶、搾乳機を買い足しました。

理想を求めすぎてはダメ!うまくいかないこともある。子供は別の人間なのだから

理想を求めるあまり自分を追い詰めことは、自分にも子供にもよくありません!

一番最初に思い描いたものをプランAとするならば…。

プランAがダメだったら、Bを考える。

プランBもダメだったら、Cを考える。

プランAにこだわって「なんで?!」「どうして?!」なんて言っていても、ダメなものはダメって時があるんです。

相手は自分の子供だけど、決して自分自身ではない。

思い通りに行かなくて当たり前なんです!

今はダメでもそのうち出来るようになる可能性だってある。

ただ、今はその時期じゃなかったという場合も。

うちの次女も、退院後練習をして直母が出来るようになりました。

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産まれたばかりではできなかったことも時間が解決することもありますし、練習すればできるようになることもあります!

今入院中で赤ちゃんが上手に母乳が飲めないことに悩んでいるママへ

きっと今入院中で「母乳がうまく飲めない」「直母が出来ない」ことで検索してたどり着いたママさんがいるのではないかと思います。

入院中はいつも診てもらえるメリットがありますが、常に管理されているって結構ストレスですよね。

母乳推奨の産院を選んだけれど…。

実際「母乳が出るか」「母乳が上手に飲めるか」なんて生まれてみないとわからないものです。

そりゃ母乳がよく出て、上手に飲んでくれればそれに越したことはない。

うまくいっていれば、この産院を選んで良かった!と心から思えるのですが…。

そうではない場合もありますよね。

私は勇気がなくて「母乳とミルクの混合にしたい」と言えず、ストレスで爆発しそうになりました。

でも1週間の辛抱!!

ずっと入院しているわけではない。

家に帰れば自分のペースで母乳やミルクを選択できる未来が待っています。

最終的に赤ちゃんが元気に育てば「母乳だろうがミルクだろうがどっちでもいい」し「直母だろうが搾乳だろうがどっちでもいい」じゃないですか!

みんながみんな上手におっぱいを飲めるわけでも、母乳が出るわけでもないんだから。

全部個性です!

実際私自身、完全ミルクで育ち。

一度も母乳を飲んだことがないと聞きました。

でも常に健康優良児だし、ミルクだったから母親の愛情を感じなかったなんて一瞬も思ったことないですし、お母さん大好き!!

今の状態がストレスで限界だったら「もう限界だ!!」と看護師さんに言うべきです。

私は経産婦だったので、入院は長くても1週間の辛抱!と思い乗り切ることが出来ましたが、初産の場合は全てが初めてのこと。

不安も想像以上に大きいと思います。

「今は直母(完母)にこだわるより、赤ちゃんの栄養状態が心配でストレスが限界!と言えば、ちゃんと伝わると思います。

無理は禁物です!

いかがでしたか?

「母乳推奨の産院での次女との辛い入院生活とそこで気付いたこと」でした。

なにごとにも臨機応変に対応していくことが大事!

そして今悩んでいるママたちにもこの経験が少しでも役立てばうれしいです。



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